「トレインモジュールチラー」を販売開始

トレイン・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:三橋正卓)は、業界最高クラスのCOP 3.9(30馬力)、COP 3.2(50馬力)を達成した空冷ヒートポンプモジュールチラー「トレインモジュールチラー」を開発、2014年1月28日より開催する 「HVAC&R JAPAN 2014 冷凍・空調・暖房展」と時期を同じくして正式に発売します。

本製品は、85 kw(30馬力)と150 kw(50馬力)の汎用性の高い能力機をラインアップし、全モデルの圧縮機及びファンにインバータを装備し高効率を実現しました。また、空気熱交換器に樹 脂コーティングブルーフィンを標準装備し耐久性を追求。夏場の効率を向上させる散水スプレーや、一次ポンプ付など、市場の要求にお応えする充実のオプショ ンをご用意しています。さらに、BEMSアグリゲータでもあるトレインのエネルギー管理支援システムとのインタフェースもオプションで選択可能です。これ により、遠隔地からPC・モバイル端末を介して設備の状態監視が可能となり、エネルギーの「見える化」と「制御」をリアルタイムに行うことができます。

トレイン・ジャパンは、ターボ冷凍機、ルーフトップ型エアコンの2本柱に、この「トレインモジュールチラー」を3本目の主力製品と位置付け、省エネソリューションプロバイダーとしてお客様の施設のハイパフォーマンスビルディング化に貢献してゆきます。

 

製品の特長

 

1. 業界最高クラスの高効率

冷水入口14℃/冷水出口7℃の冷却時条件で、定格COP 3.9(30馬力)、定格COP 3.2(50馬力)を達成。DCインバータの採用により、全負荷・部分負荷において高いエネルギー効率を実現しています。

 

 

 

2. 150項目の試験をクリアした高い信頼性

周囲温度-15℃や48℃といった過酷な条件下での自動運 転試験、冷媒過不足やファン故障等を想定した保護機能動作試験など、実に150項目の静的・動的性能試験をクリアした高耐久設計です。100年間に渡り冷 凍空調機で培ったトレインの冷凍機技術が惜しみなく投入された高効率・高耐久な製品に仕上がっています。

 

3.省スペースで高い拡張性

当社従来機比マイナス43%を果たしたコンパクト設計と、メンテナンス性に寄与する台形フォルム、最大20台のユニットを一元管理可能なモジュールコントローラ、160台まで管理可能なトレイン制御システムなど、設計・施工者、ユーザーに親しみやすい仕様となっています。