「第18回 オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」贈賞式にて経済産業大臣賞を受賞

トレイン・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:エリック・ゴギー)は、世界で初めてHFO(ハイドロフルオロオレフィン)冷媒であるハネウェルソルスティスzd(E)*を採用したEシリーズ CenTraVacTM ターボ冷凍機(以後Eシリーズ)の日本に於ける販売普及活動が評価され、「第18回 オゾン層保護・地球温暖化防止大賞」の最高位である経済産業大臣賞を受賞(8月28日付日刊工業新聞紙面にて発表)しました。

9月9日(水)に霞山会館(霞が関コモンゲート西館37階)に於いて行われた贈賞式では経済産業大臣政務官 関 芳弘様より、経済産業大臣賞の表彰状と盾が授与されました。

審 査委員長の関屋 章様(工学博士 産業技術総合研究所 名誉リサーチャー)から審査経過報告があり、先駆性、環境影響度、実績、将来性などについて評価 が行われ、Eシリーズが新冷媒のHFO-1233zd(E)を世界で初めて採用したことに加え、エネルギー効率が高い機器であり、国内でも既に実績をあげ ていることなどが評価された結果としての受賞であることが報告されました。

また、成果発表では、弊社 開発営業戦略本部長 松村 一美よ り、関係各位への感謝の意に続き、Eシリーズは、トレインを傘下に収めるインガソール・ラン ド社のCEO が2014年9月にクリントン・グローバル・イニシアティブ年次総会、および国連気候サミット2014で発表した気候への影響を軽減するコミットメントの 第1弾の大型新製品として2014年11月に欧州・中東に続き日本で発売されたことの紹介に続き、「トレインはオゾン層破壊係数(ODP)の低い冷媒を 使ったターボ冷凍機の日本に於ける第1号機を1991年5月に納入し、その後業界に於ける代替冷媒への移行が進みました。

そして、大型空 調機における省エ ネ対策についても1990年末より市場に投入したトレインの製品がきっかけで加速しました。今回経済産業大臣賞を頂いたHFO冷媒機であるEシリーズは第 1号機を本年末に納品予定であり、このことが大型空調機分野における地球温暖化係数(GWP)の小さい冷媒へ転換する契機となり、普及が加速していくもの と信じております。」と発表しました。

Eシリーズは地域冷暖房を含むオフィスビル、工場、データセンター等の大型施設向けを中心に採用が徐々に進んでおり、国内でも受注件数が順調に推移しています。

 

弊社は今回の受賞を大きな励みとし、世界をリードする空調機器メーカーとして、今後も持続可能な製品開発及び普及を推進し、オゾン層保護・地球温暖化防止に貢献して参ります。

 

以上

 

* ソルスティスzdは、ハネウェルソルスティスブランド冷媒の一つで、空調機器性能を犠牲にすることなく、カーボンフットプリントを低減することができま す。ソルスティスzdは、GAP[地球温暖化係数]が1のみであり、空調機器の現在と将来に対する環境規制を満たすことが可能です。ソルスティスzdは、 ASHRAE A1不燃性冷媒であり、安全性が確保された冷媒です。

file

左: 経済産業大臣政務官 関 芳弘 様

右: 弊社 開発営業戦略本部長 松村 一美