社員食堂厨房の換気・空調システム改修

いすゞ自動車株式会社 様

1916年創業。日本の自動車メーカーとしては最古の歴史を有しています。その伝統を継承しながら、「商用車とディーゼルエンジンのグローバル・リーディング・カンパニー」を目指して、積極果敢な挑戦を続けています。

 

新鮮な外気を導入し快適な厨房設備に

概要

トラックの組立から研究施設までを擁する大規模工場における社員食堂厨房の空気品質を改善するため、トレインのルーフトップ型エアコンをご採用いただきました。
100%外気取り入れが可能なオールフレッシュモデルを外調機として使用することで、調理による熱風や臭気を排気し、常に新鮮な空気を導入できる衛生的な厨房への改善を実現しました。

課題と背景

いすゞ自動車株式会社様 藤沢工場は、大型/中型/小型トラックの組立工場としてのみならず、研究施設も併設し、工場で働く従業員総数は7,000 人にものぼります。日々多くの人々に食事を提供する社員食堂の広い厨房スペースの空調機の老朽化に伴い、機器の更新に加え、調理場環境の空気品質改善を目 的として改修を行いました。

施設規模

  • 厨房・食堂面積  約2,200㎡
  • 座席総数  約1,200席
  • 運転時間  9時~15時までの6時間

問題点

(1) 大規模な厨房施設のため、調理による熱気や臭気が大量に発生する

(2) 既存施設の改修工事のため、できる限り工事期間短縮、導入コスト削減をする必要がある

 

提案内容と導入効果

  • 100%外気取り入れが可能なオールフレッシュモデルを採用し、外調機として使用することで、常に新鮮な外気を厨房内に導入し、調理場の熱気や臭気を排除
  • 外気を導入しつつ冷房・暖房の自動切替ができるため快適な空間を実現
  • 業界トップクラスのコストパフォーマンスでイニシャルコストを低減
  • 中間期や冬季は外気による冷房が可能で、ランニングコストを削減

※右図:厨房への設置イメージ

システム構成

  • トレイン製 ルーフトップ型エアコン オールフレッシュ(外調機)タイプ
  • 他社製 ビルマルチエアコン