株式会社日研工業所様

1950年創業、金属・樹脂など全ての材質にハイクラス・低価格な焼付塗装・特殊コーティングを実現します。『日研工業所は地球環境を汚しません』というスローガンを基に、無公害でありながら防食性・装飾性が高く、国際競争力のある特殊な塗装をお客様にご提供しています。

消費電力すえおきで室内温度 50℃→25℃に改善! 空調エリアも150%拡大!

精密塗装において優れた技術を持ち、カラーコーティング・金属塗装のスペシャリストである日研工業所様。生産ラインによる高効率・大量生産を行う第二工場にトレインモジュールチラーを採用することで、夏季の過酷な作業環境の改善と、空調エリアの拡大を同時に実現しました。

 

導入製品とサービス

課題と背景

大阪市内の本社ビルに隣接する第二工場では、トロリーラインによる高効率・高品質・低コスト・短納期の塗装を実現しています。しかしこの工場2階の生産ラインの空調は焼付炉出口のみに設置されており、人が作業をする塗装ブースにはありませんでした。

さらにその唯一の空調の老朽化により冷房がほとんど効かず、特に夏季は室内温度が50℃にまで達していました。そのため、社員の健康と安全を考慮した室内環境の改善が課題となっていました。

更新前の問題点

  • 工場2階 生産ラインの室内温度 :50~60℃
  • 工場2階の焼付炉の熱が3階まで伝わってしまい、3階の作業環境まで悪くなっている
  • 本社ビル2階の食堂は火を使う厨房があるため暑い
  • 各フロアごとの空調のためメンテナンスが面倒
  • 月1回の冷却塔2台へのスライム抑止剤の投入コスト

ご提案内容

当初の目的は工場2階の環境改善でしたが、空調効率の高いトレインモジュールチラーなら他の空調エリアもカバーできることをご説明。2階同様に老朽化が進んでいた工場3階と本社ビル2階食堂の空調機を撤去し、モジュールチラーを熱源として各階にファンコイルユニットを増設し、結果的に3フロアの快適性を向上しました。

 

更新内容と導入効果

空調効率が30%アップしたことで、既設機の合計30 kWと同じ電力消費量で冷却能力 85 kWのモジュールチラーを導入でき、空調エリアを広げることができました。

比較 更新前 既設機 更新後
空調設備

・水冷パッケージエアコン 10HP x 3台
・空冷パッケージエアコン 10HP x 1台
・30HP用冷却塔 x 2台
・冷却水ポンプ

・空冷モジュールチラー 30HP x 1台
・ファンコイルユニット 1.5 kW x 2台
・ファンコイルユニット 0.4 kW x 3台
・冷温水ポンプ

空調効率 COP 3.0 以下(推定) COP 3.9  30%以上UP
空調エリア 229 ㎡ 330 ㎡   約 50% UP
2階室内温度 50~60℃ 20~25℃  約 50% UP

 

お客様の声

Q. 更新後の快適性はいかがですか?

2階生産ラインは想像以上の効果です。以前は全体が涼しいなんてありえなかったのですが、今は塗装ブースはもちろん、180℃の焼付炉の出口前温度ですら25℃。空気が循環して全体的にまんべんなく冷えている印象です。隣の本社ビル 食堂も「快適」の一言です。

Q. 何か問題点はありますか?

モジュールチラーや設備に関しては特にありませんが、外気が35℃を超えるような猛暑日は冷房の効きが悪く感じることがあります。トレインの担当者さんに西日対策に「よしず」をすると良いと勧められたので、今度試してみようと思っています。

Q. モジュールチラーに対する率直な感想を教えて下さい。

パワフル!既設機では1フロアですら冷えなかったのに、他のスペースまで十分カバーしていますから。

Q. 今後のご予定や、トレインへのご要望はありますか?

当社には本社ビル、第二工場の他にもいくつか建物があるんですが、クリーンルームでハイクオリティ塗装をする「PC工場」の空調設備の更新や管理は特に重要です。もしPC工場の空調に問題が起こった場合はまたトレインさんに相談したいと思います。あとは補助金についてですかね。補助金を活用して省エネしたら?と周りから勧められますが、実際のところ手続きが面倒だったり、詳細を教えてくれる人がいない。トレインはエネマネ事業者と聞いていますので、将来的なサポートを期待しています。