次世代冷媒R-514Aとは~R-1233zdに続くノンフロン冷媒~

フロン排出抑制法の施行から2年が経過、またMOP28(キガリ改正)の制定もあり、冷媒の低GWP(地球温暖化係数)化が待ったなしの状況の中、トレインは、HVAC業界の環境リーダーとして、サステナビリティの実現に向け、ノンフロン次世代冷媒への転換を積極的に行っています。

このノンフロン化の第2弾として、次世代冷媒R-514Aを採用したターボ冷凍機を間もなく発表します。

ノンフロン冷媒R-514Aの主な特徴

 

R-514Aとは

Chemours™社(旧デュポン社)が開発したオプテオン™XP30で、米国EPA(米国環境保護庁)のSNAP制度 * に登録されているノンフロン冷媒です。GWPは2未満(IPCC5次報告書100年値)と超低であり、ターボ冷凍機の他、断熱発泡剤用途でも普及が見込まれています。

  • * Significant New Alternative Policy(重要新規代替品政策)

 

他冷媒との比較

現在ターボ冷凍機に使用されている冷媒と、今後採用が見込まれる冷媒の一覧を下記の表に示しています。トレインが採用したR-514A、R-1233zdともに、ノンフロン、超低GWP、低圧、高効率であることが分かります。

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トレイン製ターボ冷凍機採用冷媒のメリット

  1. ノンフロン  →  フロン排出抑制法の規制対象外
  2. 低圧冷媒  →  高圧ガス保安法の適用を受けない
  3. 不燃性  →  2L(微燃性)冷媒に求められる付加的な設備の設置が不要

これらのメリットは、ユーザーの各法規への対応という運用面での負担を大幅に軽減するだけでなく、設備導入時のイニシャルコストの低減にも大きく貢献します。

 

R-123冷凍機からR-514Aへの冷媒転換サービスも提供

現在稼働中のトレイン製ターボ冷凍機のR-123冷媒からR-514A冷媒への「冷媒転換サービス」も提供していきます。これは、ユーザーが新しい機器を購入することなく、より環境負荷の低い冷媒への転換を可能とするものです。

R-514A採用のターボ冷凍機について

2014年に発売したEシリーズターボ冷凍機の容量はR-1233zd(GWP*:1)が700~4000トンと大型のレンジであるのに対し、2017年に発表予定のR-514Aを採用した新型ターボ冷凍機は200~1200トンと、国内市場により適したラインアップとなります。

HFC冷媒からの転換に好適な冷媒

HFC冷媒(R-134aやR-245fa等)からの低GWP冷媒への転換を予定しているユーザーにとって、R-514Aは、負担を最小限に抑えつつ、低GWP化を実現することのできる好適な冷媒であるといえます。

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