遠隔地の建物管理のコツ

この予期せぬ時代、施設のニーズも急速に変化する中、トレインはお客様に私たちの存在を知っていただきたいと考えています。
Trane Connected building(トレイン・コネクテッド・ビル)では、Trane Connect™ Secure Remote Accessを使い技術者がリモートで接続し、建物の設定を変更することができます。
「COVID-19パンデミックの際に閉鎖された建物がある中で、リモートで接続することは、建物が期待通りに稼働していることを確認する簡単な方法です。」トレイン・インテリジェント・サービスのディレクター、スージー・ゴーニックはこう述べています。「トレインの技術者は、お客様と協力して、必要に応じて追加の担当者にリモートアクセスを設定したり、この機能を使ってシステムの動作を確認するためのリモート検査を行ったりすることができます。建物が期待通りに稼働していることを確認するだけでも、この不確実な時代に安心感を与えることができます。」
建物が接続されていなくても、現在の稼働率を反映させるためにできることがあると、ゴーニックは言い、次のことを確認することを提案しています。
稼働率が低下?光熱費が安くなるよう適切な調整
- 空調機器のスケジュールを減らして光熱費を削減し、建物がほとんど使用されていない状態にします。
- 機器が正常に停止しているかどうかを確認してください。
新鮮な空気の取り込み
- 施設の換気を変更して、屋外からの新鮮な空気を多く取り入れて空気を希釈します。
- 夜間換気により、人がいないときに新鮮な空気を循環させることができます。
水分(相対湿度)の適切なバランスを保つ
- トレインは、米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)の推奨する湿度レベル(夏季50~60%、冬季30~40%)に基づいて、お客様が最適な湿度レベルを維持できるよう、既存のシステムの能力を評価します。
冷たい空気を入れない
- 浸入、結露、汚染物質を抑えるために、建物の圧力をわずかに高めに保つことを推奨します。
- 隔離されたエリアでは、データログやアラームにより、空間間の圧力関係を監視することができます。
急速に変化する時代の中で、建物の管理方法を最大限に活用できるツールについては、詳しくはご相談ください。
出典:ASHRAE(米国暖房冷凍空調学会)
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